北海道のカニの旬の時期はいつ?蟹の種類別に解説!

北海道のカニの旬の時期はいつ?蟹の種類別に解説!

 

カニの旬といえば冬を思い浮かべ、「北海道の美味しいカニを味わいたい!」と考える方も多いことでしょう。

北海道はカニの漁獲量が多いことはもちろん、近海のロシアやアラスカなどから買い付けたオホーツク海のカニも集まるカニの名産地として広く知られています。

今回は、そんな北海道のカニの旬の時期について、カニの種類別に詳しくご紹介いたします!


カニの種類と旬の時期

日本近海には約1,000種類以上のカニが生息していると言われていますが、日本で主に食べられているのは「タラバガニ」「ズワイガニ」「毛ガニ」「花咲ガニ」の4種類です。

カニの漁獲地は日本海全域で、北海道の他にも兵庫や鳥取などの沖合でも獲れます。

カニの特徴や味、旬の時期はカニの種類によって異なりますので、種類ごとに旬の時期を見ていきましょう。


タラバガニの旬の時期

タラバガニの旬の時期

タラバガニは、英名でレッドキングクラブ(Red King Crab)と呼ばれており、「カニの王様」としてロシアやカナダ、アラスカなど極寒の地域で水揚げされています。

日本では北海道のみで獲れるといっても過言ではなく、北海道産のタラバガニはとても貴重な存在です!

そんなタラバガニの旬の時期は2回あり、4月〜6月と11月〜翌年2月です

一度目の旬は流氷が無くなり暖まりだす4月〜6月頃で、その流氷の下では植物性プラクトンが大量発生するため、これを栄養として摂取し体が大きく育ったタラバガニが暖かくなると海岸付近まで上がってくるため、そこで水揚げされます。

二度目の旬は脱皮を繰り返し、身がギュッと詰まった「堅蟹」になる11月〜2月頃と言われています。


ズワイガニの旬の時期

ズワイガニの旬の時期

ズワイガニは日本海からオホーツク海、ロシアの東沿岸、ベーリング海、カナダ沖などに生息し、日本では北海道、兵庫、鳥取、新潟、福島などで水揚げされています。

日本海で取れるズワイガニの旬の時期は、11〜3月と言われており、雌に関しては自然保護の観点から11月〜12月が旬の時期とされています。

脱皮を終えてから十分栄養を摂り体が大きくなったズワイガニが食べ頃といわれています。

ズワイガニは地方ごとに呼び名があり、福井県で水揚げされる越前ガニや京都府から島根県で水揚げされる松葉ガニが有名です。


毛ガニの旬の時期

毛蟹の旬の時期

毛ガニは主に北海道のオホーツク海に面する沿岸で漁獲されており、流通しているほとんどの毛ガニは北海道産で、北海道を代表するカニといえるでしょう。

北海道でも季節の移り変わりによって各地で漁期が異なるので、ほぼ通年どこかで水揚げされています。

そのため、毛ガニは年中楽しめます。

北海道の毛ガニはタラバガニやズワイガニと比べると体が小さいですが、身詰まりが良く、特にカニ味噌が他のカニよりも濃厚で、カニ味噌に日本酒を加えた甲羅酒は絶品です。


花咲ガニの旬の時期

花咲ガニの旬の時期

花咲ガニのほとんどは北海道で水揚げされていて、現在の水揚げ量はとても少なく、10年前の10分の1程度しか水揚げされない非常に貴重なカニです。

生息地域も北海道の一部の沿岸に限られていることから「幻のカニ」と呼ばれています。

個体数の減少により漁獲期間などが制限されていますが、毎年7月~9月に漁が解禁されるので、花咲ガニの旬は8月から9月の夏場で、水揚げされたばかりの新鮮な花咲ガニをいただけます。

甲羅の幅15cmほどと小ぶりなカニですが、脚が太く身がぎっしり詰まっていて、カニ味噌は毛ガニと同じくらい濃厚です。


北海道の旬なカニをお取り寄せできます

北海道の旬なカニを食べたいと思っても、北海道は距離が遠くて中々行けないという方が大半だと思います。

イチイ商店では、北海道ならではの毛ガニをはじめ、新鮮なズワイガニ、タラバガニの取り扱いもございます。

水揚げされたばかりのカニを急速冷凍してお届けするので、是非ご自宅でも旬なカニを楽しんでみてください!

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